2026年1月に配信された Windows 11 のセキュリティ更新プログラム(KB5074109) について、
海外を中心に 「業務に支障が出た」 という報告が相次いでいます。
日本では大きく話題になっていませんが、
リモートワークやクラウドPCを利用している中小企業では、影響を受ける可能性がある内容です。
本記事では、
- 何が起きているのか
- どんな会社が特に注意すべきか
- 今できる現実的な対応
を 専門用語をできるだけ使わずに 解説します。
KB5074109とは?(今回の問題の概要)
KB5074109 は、2026年1月の「月例セキュリティアップデート(Patch Tuesday)」として
Microsoft から配信された Windows 11 向けの更新プログラムです。
セキュリティ強化が目的ですが、
一部の環境で正常に動作しない不具合が確認され、Microsoft自身も問題を認めています。
海外で報告されている主な不具合(抜粋)
今回のアップデートでは細かい不具合も報告されていますが、
中小企業・個人事業主に影響が出やすいものだけ 抜粋します。
① リモートデスクトップに接続できない
アップデート後、
- Remote Desktop(リモートデスクトップ)
- Azure Virtual Desktop
- Windows 365(クラウドPC)
などに ログインできなくなる、認証エラーが出る という報告があります。
👉
外出先から社内PCに接続している会社
在宅ワークをしているスタッフがいる会社
では、業務が止まる可能性があります。
② クラウドPCに入れず、仕事ができない
Windows 365 や Azure Virtual Desktop を使っている環境では、
- サインインが完了しない
- 突然接続が切れる
といった事例も報告されています。
👉
「PC本体は問題ないのに、仕事用環境に入れない」
という 原因が分かりにくいトラブル になりやすい点が要注意です。
③ シャットダウンや再起動が正常にできない
一部のPCで、
- シャットダウンしたはずが再起動してしまう
- 電源操作が不安定になる
といった報告もあります。
頻度は高くありませんが、
「アップデート後からPCの挙動がおかしい」 と感じる場合は要注意です。
Microsoftの公式対応について
Microsoft はこの問題を受けて、
通常の月例更新とは別に、緊急の修正パッチ(帯域外アップデート) を公開しています。
この修正により、
- リモートデスクトップ関連の不具合
- 一部の認証エラー
は改善されるとされています。
ただし、
すべての問題が完全に解消されたわけではなく、環境によっては影響が残る可能性がある
という点には注意が必要です。
中小企業が今すぐできる現実的な対応
IT担当者がいない、または兼任の場合は、
無理に深追いしない対応 が重要です。
✔ 今できること
- すでに不具合が出ている場合
→ 無理に再インストールや設定変更をしない - これから更新予定の場合
→ 一時的に Windows Update を数日〜1週間様子見 - リモート接続を使っている
→ 修正パッチ適用状況を確認
「よく分からないまま触る」ことが、かえって状況を悪化させるケースも多いため、
不安な場合は一度立ち止まるのが安全です。
まとめ:今回のアップデートで重要なポイント
- 2026年1月の Windows Update(KB5074109)で不具合報告あり
- 特に リモートワーク・クラウドPC利用企業は注意
- Microsoft は緊急修正を出しているが、環境差がある
- 不安な場合は無理に触らず、状況確認が優先
自社PCが影響を受けているか分からない場合は
「これがKB5074109の影響なのか分からない」
「アップデートしていいのか判断できない」
こうした状態で無理に対応すると、
業務停止やデータトラブルにつながることもあります。
気になる点があれば、
一度状況を整理するだけでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
参考・一次ソース(海外)
- Microsoft公式:KB5074109 サポート情報
https://support.microsoft.com/ - Microsoft公式:緊急修正パッチ(Out-of-band update)
https://support.microsoft.com/ - Windows Latest(海外専門メディア)
https://www.windowslatest.com/ - Windows Central
https://www.windowscentral.com/