ここ9か月ほど、業務の中でAIを本格的に使ってきました。
最初の期待は、正直に言うと――
「アイアンマンのジャービス(J.A.R.V.I.S.)みたいな、万能秘書的存在」でした。
ですが、実際は少し違いました。
今日は、ITに詳しくない方でも分かるように
**リアルな所感と“誤算だった点”**をまとめてみます。
まず最初にお伝えしたいこと(不安ポイント)
AIを使い始めると、多くの方がこう感じます。
- 「なんか前に言ったことを覚えていない…?」
- 「同じ説明を何度もしている気がする」
- 「結局、自分で管理しないとダメなの?」
はい、これは“気のせいではありません”。
私自身も、ここが一番の誤算でした。
誤算① チャットごとにほぼ独立している
AIは基本的に
チャット単位で記憶が分かれています。
つまり、
- Aの相談をしたチャット
- Bの業務相談をしたチャット
これは別人格レベルで分かれています。
「全部覚えてくれている」と思って使うと、かなりズレます。
誤算② 同じチャットでも“過去を忘れる”
さらに厄介なのがこれです。
- だいぶ前のやり取り
- 日をまたぐ
- やり取りが長くなる
こうなると、前提条件を忘れることがあります。
結果として、
同じ説明を何度も繰り返す
同じ指示を再入力する
という現象が起きます。
最初は「使えないな…」と思いました。
でも、今は考え方が変わりました。
それでもAIが“圧倒的に優れている”点
① 短期集中の作業には異常に強い
これは間違いないです。
- 記事構成作成
- 契約書のたたき台
- 比較検討
- 情報整理
正直、自分で検索して複数サイトを回るのが
ばかばかしく感じるレベルです。
特にブログや文章作成は、
「ゼロから考える時間」を大幅に削減できます。
中小企業や個人事業主の方にとって、
これは本当に大きい。
長期で使うなら“カスタム”が必須
ここが、最近やっと見えてきた部分です。
AIは“そのまま使う”と、毎回ゼロスタートです。
ですが、
- カスタム設定
- メモリ機能
- 専用プロジェクト設計
これをすると、精度がまったく変わります。
実は私も、最初は
「そんな機能あるの?」というレベルでした。
サービスごとの違いも大きい
AIサービスはそれぞれ特徴が違います。
例えば:
- ChatGPT
- Gemini
- Grok
カスタムの考え方も、できることも違います。
「AIは全部同じ」と思っていると、かなり損をします。
しかも問題なのは…
ほとんどの人が“デフォルトのまま”使っている
これは体感ですが、
- ログイン
- そのまま質問
- 終わり
この使い方の方が圧倒的に多いはずです。
ですが、AIは今も日々進化しています。
知らないうちに機能が増えています。
「昔触って、なんか微妙だったからやめた」
これは本当にもったいない。
じゃあ、AIは使えないのか?
いいえ。逆です。
正しく理解すれば、
**とんでもなく優秀な“短期特化型パートナー”**です。
ただし、
- 全自動の秘書ではない
- 使い方を設計する必要がある
- 目的を決めないとブレる
ここを理解していないと、失望します。
9か月使っての結論
AIは
「万能な相棒」ではなく
「優秀だが設計が必要なツール」
です。
特に中小企業にとっては、
- 人手不足の補助
- 文章作成の効率化
- 情報整理
- アイデア出し
この分野では、すでに実務レベルで使えます。
これからの課題
- サービスごとの差異を理解する
- 自社用にカスタマイズする
- 業務フローに組み込む
ここまでできると、本当に武器になります。
最後に
AIは魔法ではありません。
でも、正しく設計すれば
“人手を1人増やす”くらいの価値はあります。
もし、
- AIを触ってみたけど活用できていない
- 自社でどう使えばいいかわからない
- 文章作成を効率化したい
そんな方がいれば、一度ご相談ください。
派手なDXではなく、
今の業務の延長線上で使える形で整理します。